2004/8/14
この変換器は、あくまで私用で作ったもので売るつもりはありませんでした。しかし、年月を重ねていくうち、値段の高い製品を持ち回りで使うより、使う人、一人一人が気楽に持ち歩けるようなものが、この世界には必要ではないかと考えるようになり、万人のための道具として皆さんの役に立てる物を世に出すのは、この業界の人間としての責務ではないかと、3年ほど前、『コンパクトで安価な、使いやすい製品』を目標として開発、販売することを決めました。
ここでの基本的なコンセプトは、『沢山の長いケーブルを持ち歩かないで、短い変換ケーブルやアダプター形式のものを交換することで、現場対応できる。』というものです。この考え方を基本にし、RS232Cケーブルを中心に、何点かのアタッチメントを開発しました。まだ数は少ないですが、これからもう少し対応品を増やして行きたいと思います。
USB対応のものもありますが、USBは、あくまでRS232Cのエミュレーションを行っているということです。すべてのタイミングがRS232Cと同じではなく、ソフトによっては相性があります。互換性という点では割り切って考えないといけません。
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RS422変換器を、A1SJに接続しているところです。これが本来の使い方です。GXデベロッパーを使って、ソフトのデバッグや、モニターをします。接続に必要な物 |
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FXシリーズ用変換ケーブルをRS422変換器に接続し、FX0Sをモニターしているところです。接続に必要な物 |
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三菱Qシリーズ用変換ケーブルです。これは、前々から販売しようと思っていたのですが、なかなか実機テストが出来なかったので、販売に踏み切れなかったのです。
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売り物ではありません。以前から使っている変換ケーブル群です。日立H200シリーズ用、松下FP−0用、シャープJW20シリーズ用などがあります。あとは、デンソーロボットや、ファナックPMC用などなどです。 |